clip高千穂

古民家を移築し村おこし 囲炉裏のある宿 「神楽の館」 

民宿

天岩戸温泉に行く途中に存在感のあるたたずまいを見せる民宿「神楽の館」。客室3の小さな宿です。古民家を移築した建物ですが、中に入ると神楽を舞う「神庭(こうにわ)」と呼ばれる舞台につかえるようにしつらえてあります。多くの人が尽力した「五ヶ村」の村おこしの末に誕生したのがこの宿です。

「しょうけ盛り」に歓声 築150年の古民家の宿

高千穂の隣町、日之影町で明治3(1870)年に建てられた古民家が、道路造成のために解体されると聞き、五ヶ村の村おこしグループが譲り受け、移築されたのがこの建物。

神楽を舞える施設にしたのは、もともと神楽は毎年持ち回りで集落の民家を会場として使っていましたが、「神楽宿」に当たった家の負担は大きく、人口減や高齢化によって神楽の存続の危機に直面していました。

それを解決するために、その名も「神楽の館」とし、集落の夜神楽はもちろん、観光客向けの夜神楽体験ツアーの会場としても使えるものにしたのです。

夜神楽のないときは、「彫り物(えりもの)」と呼ばれる切り絵としめ縄の外にある囲炉裏を使い、食事をすることができます。神殿や高天原(たかのあまはら)を意味する「雲(天蓋)」を眺めての食事は、ここが神々の集う場所、高千穂であることを実感させられ、とても貴重な時間になります。

囲炉裏で焼くのは、牛肉や鶏肉。高千穂名物の原木シイタケや地元産の季節ごとの野菜も。火を囲み、焼酎を飲みながらの夕食は自然と盛り上がり、いい気分になること請け合いです。竹筒を器にして鶏肉や野菜を入れて直火にかける「かっぽ鶏」が提供されることも。ぜひ、味わってほしい伝統料理です。

竹で編んだざる「しょうけ」で提供される「しょうけ盛り」は、思わず「わぁ~」と歓声が上がる一品。地元のおばちゃんたちが作った大根、シイタケ、油揚げ、こんにゃくなどの煮しめやおにぎり、いなりずしも。しょうけ盛りの写真、左側真ん中にあるのは「ガネ」。細く切ったサツマイモなどの天ぷらで、これも宮崎に伝わる郷土料理です。

山里の恵みを感じ、ゆるりと流れる時間を楽しめる宿。いつかここで、神楽を見てみたいな~。

客室は2階に和室が3つ。お風呂は近くの天岩戸温泉で入ることができ、宿泊者には入浴券が渡されます。

民宿 神楽の館

客室数3

料金10,000円~(1泊2食付)、5,000円~(素泊まり)※税別

チェックイン:16時 / チェックアウト:10時

住所宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸58

電話番号0982-76-1213

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