clip高千穂

天然ウナギが食べられるそば店!? 十割そばの「神代庵」

ランチ 地元メシ

高千穂の中心街と槵觸(くしふる)神社の間あたりにある、そば店「神代庵」。大きな通りから路地を入り、緑に囲まれた庭をすすんでいくと見えてくる一軒家がそのお店です。玄関の横開きのドアがガラガラと音がなるため、思わず「ただいま!」と言ってしまいました。さて、そのおそばの味は?

東京からリピーターも 注文を受けてから打つ十割そば

御歳85の金丸邦彦さんが1997年にご夫婦で創業した神代庵。話を聞いてみると1966(昭和41)年に高千穂町で喫茶店「ポニー」を始めたのを皮切りに、その後ラーメン店、すし店を経営。すし店をしていたとき、年末に年越しそばをサービスで提供したのがきっかけで、そばのことを研究しはじめたのだそうです。

研究熱心な金丸さんは、なんとソバの実栽培から始めたとのこと。原料作りから、そば打ちまで独学で学んだのです。

高千穂町五ケ所と熊本県波野村の地そばを使い、つなぎを一切入れない十割そば。今回はそのそばの味わいがダイレクトに感じられそうな「ざるそば」(700円)を注文しました。

ぐつぐつと沸騰したお湯にそばを入れ、約28秒。サッと茹でるのがポイントです。こうすることで十割そばのコシと香りが出ます。噛むたびにそばの風味が広がり、つるつるとのど越しがよく、上品な味。自家製のほんのり甘いタレが、そばの良さを引き立てます。

今回は事前にアポをとってうかがったので、金丸さんはそばを打って待っていてくれましたが、ふだんは注文を受けてから打ちはじめるとのこと。少し待つことになるとは思いますが、打ちたて、茹でたてが食べられるんですね。

田舎ならではののんびりとした雰囲気に、都会の人も魅了され、東京から毎年のようにやってくるリピーターのお客さまもいるそうです。

金丸さんは「そばはビタミンの一種であるルチンが多く含まれ、高血圧の方などに効果があります。この店は、そば100%の栄養を食べられるお店ですよ!」と笑顔で話していました。

驚き! 季節限定、天然ウナギの蒲焼も

高千穂では五ヶ瀬川の支流に棲む天然のウナギは4月に漁が解禁となり、9月まで楽しむことができます。金丸さんは自ら川に釣りにいき、その季節にはお店でウナギのかば焼きを提供します。約450~500gのウナギを使用するためお客さまも大満足なのだとか!

かつお・だし昆布・煮干しの出汁をとり、砂糖・みりん・しょうゆと合わせた自家製ダレが評判で、天然ウナギのかば焼きを求めて、お客さまがやってくるそうです。

「ウナギ店とそば店をなんで一緒にやっているんですか」と私が聞くと、「趣味は2つあった方がいいのよ」と一言。仕事じゃなくて、趣味なのか! いや、金丸さんにとっては趣味が仕事なんだ! これこそ、楽しく働く秘訣だと金丸さんの仕事観に感銘を受けました。

季節限定の「かば焼き定食」(6,000円)は要予約です。

わが家に帰ってきたような空間で、高千穂の自然の恵みをいただける神代庵。また「行くかいね~!」

ごちそうさまでした!

神代庵

営業時間11時~16時

定休日不定休

住所宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井742

電話番号0982‐72‐4601

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